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4月上旬のモニターの内定率は19.6%、リーマン・ショック以降最高に ~『就職活動モニター調査』(2013年4月発行)結果より~

 就職・人材情報会社・株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2014年3月卒業予定の大学生の就職活動モニター(現大学4年生、理系は修士2年生を含む)を対象に2013年4月1日~8日の期間、インターネットで調査を行いました。(回答数1,288人)

*調査詳細は同調査結果のレポートをご覧ください。

 

1.内定率はここ3年で最も高い数字に
 4月上旬のモニターの内定率は19.6%で、前年同期より4.6ポイント高く、リーマン・ショック後の就職戦線(2010年卒者以降)では最も高い数字を示しました。一人あたりの内定社数は平均で1.5社と、前年(1.3社)より重複内定も増えています。
 前年同期調査では、内定取得学生のうち就職先を決定し活動を終了させたのは20.8%でしたが、今年は18.6%とやや減少し、内定をもらっても就職活動を継続している割合が増えています。(図表1参照)

2.現在までの活動量は前年より微増にとどまるが、今後のエントリー意欲は旺盛
調査時点でのエントリーシート提出社数は平均18.6社。先月調査の12.3社からは6.3社増え、前年同期(17.8社)を僅かながら上回りました。セミナー・説明会参加社数、選考試験の受験社数など、前年の社数をやや上回ったものの、微増にとどまりました。今期は常に前年同期を上回る水準で推移していましたが、この4月調査でほぼ前年と同水準になりました。12月からの4カ月間という限られた期間で行動できる限界に近い数字なのかもしれません。
 ただ、一人あたりのエントリー社数は平均で81.3社と、先月調査(74.2社)からの1カ月間で7.1社増。今後のエントリー予定社数も、3月調査では9.5社だったのが、4月は12.0社へと増えており、エントリーシートが通らない学生が中小企業など新規企業へのアプローチを強化しようとしているのだと推測できます。(図表2参照)

3.OB・OG訪問は減少傾向、理系の「施設見学会」は志望度UPに効果的
 現時点で就職活動の一環として自主的にOB・OG訪問をした人は34.5%で、一昨年から継続して減少傾向にあります。OB・OG訪問未経験者に訪問していない理由を聞いたところ、「適当なOB・OGがいない」と「手間がかかり面倒」がともに38.7%で最多でした。
 また、理系学生を対象に、「工場見学」「研究所見学」の参加状況を聞いたところ、工場見学に参加した学生は38.7%で、前年同期(38.6%)と同水準でした。施設見学参加者に感想を求めたところ、工場見学・研究所見学ともに9割以上が「有意義」と回答した。とりわけ工場見学については、学部生・修士生ともに6割強が「大変有意義」としており、企業にとって学生のモチベーション(志望度)を上げる策としての効果の高さがうかがえる結果となりました。(図表3-①②参照)

4.志望業界は徐々に分散化へ
 4月上旬時点の志望業界を、今年度最初の11月下旬調査と比較すると、文系は、1位「銀行」・2位「商社(総合)」の順位は変わっていませんが、ともに志望者の割合は下がっています。人気の割に採用数が少ない「マスコミ」、「水産・食品」などは順位を下げました。
 理系は、11月に14.6%で10位だった「情報処理・ソフトウエア・ゲームソフト」が、21.8%(2位)へと大幅に伸びているのが目立ちました。情報処理業界には、早期に選考を進める企業が多く、現時点で多くの内定者を出していることが志望順位の上昇と関係あるだろうと思われます。(図表4参照)

 

《調査概要》
調 査 対 象 : 2014 年 3 月卒業予定の全国の現大学 4 年生(理系は大学院修士課程 2 年生含む)
回 答 数 : 1,288人
調 査 方 法 : インターネット調査法
調 査 期 間 : 2013 年 4 月 1 日~8 日
サンプリング : 日経就職ナビ 2014 就職活動モニター

「日経就職ナビ 就職活動モニター調査」は、株式会社日経HRと株式会社ディスコが大学生の就職活動状況を調査することを目的として実施しています。    
日経就職ナビは日本経済新聞社が主管し、株式会社日経HRが企画・管理を担当し、株式会社ディスコが運営事務局を務めています。

 

<本リリースに関するお問合せ先>
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