NEWS RELEASE

2月上旬時点での就職活動状況 2014卒就活モニターの選考試験の平均受験社数は、筆記3.8社、面接2.3社、集団討論2.0社。 ~『就職活動モニター調査』(2013年2月発行)結果より~

就職情報会社・株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2014年3月卒業予定の大学生の就職活動モニター(現大学3年生、理系は修士1年生を含む)を対象に2013年2月1日~7日の期間、インターネットで調査を行いました。(回答数1,459人)

*調査詳細は同調査結果のレポートをご覧ください。
 

1. 2月1日のエントリー状況、一人あたりの平均は65.3社。前年同期より3社増加
2月1日現在の企業への平均エントリー社数は65.3社と、前年同期調査(62.3社)より3社多い結果と
なりました。1月調査に引き続き、対前年微増で推移しており、1月調査では49.5社だったので、この1カ月間で15.8社増えたことになります。(図表1参照)

2.選考試験の平均受験社数は、筆記3.8社、面接2.3社、集団討論2.0社
セミナー・会社説明会への平均参加社数は36.4社(前年同期1.3社増)で、1月調査に引き続き前年同期をやや上回るペースで進んでいます。(図表2-1)選考試験への参加状況として、エントリーシートを提出した人は全体で80.2%と先月調査(32.2%)から一気に48ポイントも増え、前年同期調査の73.2%に比べても7ポイント多く、企業側のエントリーシート受付が早期化している様子がうかがえます。(図表2-2)
WEB試験など選考試験の受験経験者も前年同期を上回り、筆記試験は7割以上が受験し、面接、グループディスカッションも3割を超え、平均受験社数は、筆記3.8社、面接2.3社、集団討論2.0社という結果になりました。セミナー同様、地域差が目立ち、地方学生は大都市圏学生より受験社数が少ない状況です。(図表2-3)

3.英語力、企業から評価してもらえるTOEICスコアは725点?
新卒採用時に企業から評価してもらえると思うTOEICのスコアを聞いたところ、平均値としては725点でした。(図表3-1)TOEICにおける「ビジネスレベル」の入り口は730点ですが、それに近い数字が得られ、学生自身も一つの目安としている様子が推測できます。一方、実際の英語力は「ほとんど会話できない(470点未満相当)」が3割以上にのぼるなど、乖離が見られる結果となりました。(図表3-2)
また、海外経験の有無を聞いたところ、「海外に行ったことはない」との回答が前年調査より微減し、「海外旅行」「語学研修」「その他海外研修(学術目的など)」といった海外経験がそれぞれ微増しました。(図表3-3)


 

4.理系学生の「推薦」就職意識、「自由応募のみで活動」が過半数
 理系学生に対し、推薦の利用予定を聞いたところ「自由応募のみで活動」が前年同様に過半数を占める結果となりました。理由としては、「希望の企業からの推薦枠がない」(31.5%)が今年も最多でした。(図表4-1)
今年から選択肢に「推薦で受けても内定が取れるとは限らないから」を加えたところ、22.6%が回答するなど推薦制度の「不確かさ」に対する学生の本音が垣間見える結果といえます。なお、学部生に比べ企業からの推薦依頼の多い修士学生では、推薦利用予定者は50.0%に上っています。(図表4-2)

 



《調査概要》
 調査対象       : 2014年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
 回答数       : 1,459人(文系男子505人、文系女子401人、理系男子387人、理系女子166人)
 調査方法       : インターネット調査法
 調査期間       : 2013年2月1日~7日
 サンプリング : 日経就職ナビ2014 就職活動モニター

「日経就職ナビ 就職活動モニター調査」は、株式会社日経HRと株式会社ディスコが大学生の就職活動状況を調査することを目的として実施しています。 
日経就職ナビは日本経済新聞社が主管し、株式会社日経HRが企画・管理を担当し、株式会社ディスコが運営事務局を務めています。

  

 

*調査詳細は同調査結果のレポートをご覧ください。

 

【内容】
1.2月1日現在のエントリー状況
2.セミナー・会社説明会への参加状況
3.選考試験への参加状況
4.海外での就業意欲
5.理系学生の就職意識
6.Uターン就職希望状況

 

<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ  経営企画室 広報担当 
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