NEWS RELEASE

採用マーケットは拡大傾向の維持に伴い、内定辞退が増える気配 ~『2014年3月卒業予定者の採用活動に関する企業調査』より~

株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の主要企業8,791社を対象に、2014年3月卒業予定者等の採用活動に関する企業調査を行いました(調査時期:2013年5月21日~29日、回答社数:1,201社)。

*調査詳細は同調査結果のレポートをご覧ください。

1. 2014卒新卒採用マーケットは拡大傾向を維持。
2014 年 3 月卒業予定者の採用見込みは、全属性の総合で「増加」と回答した企業が 29.4%と全体の約 3 割にのぼり、「減少」の 17.0%を約 12 ポイント上回り、2 年連続で採用マーケットは拡大傾向にあります。(別紙図表1参照)

2.採用予定数の半分が内定済みだが、内定辞退に懸念。
調査時点で、採用選考を「終了した」企業は全体で 18.4%でした。採用予定数に対する内定者の割合、いわゆる「充足率」約 48%で、採用拡大に伴い、前年同時期(56%)に比べ、約 8 ポイント減少。前年度と比較して内定辞退者が「増えた」という企業は 22.5%で、前年同時期調査より、3 ポイント余り増えました。一方、「減った」は 17.9%で、前年よりわずかにポイントが減っており、全体的に見ると内定辞退はやや増えていると言えます。(別紙図表2参照)

3.企業人事担当者が「学生に接して感じたこと」。
「業界研究をしっかり行い、理解している学生がたくさんいた」に対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」という回答を合計すると 43.0%。同様に、「企業研究」については 43.6%、「仕事内容」については 43.3%が、「そう思う」か「どちらかといえばそう思う」と回答しました。昨年は就職活動期間が 2 カ月短縮されたことで、学生の研究不足・準備不足を指摘する声が目立ちましたが、2 年目の今年は事前に準備している学生が増えたと言えそうです。しかし、「ぜひ採用したい学生がたくさんいた」かとなると、「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合計しても 26.5%にとどまり、物足りなさを感じている企業は少なくないようです。(別紙図表3参照)

4.インターンシップ実施予定企業は増加。選考に結びつけるケースも。
2011 年 3 月の倫理憲章の見直しにより、インターンシップを実施するハードルが上がったため、一昨年は実施を控える企業が多かったですが、その後、少しずつ増加しています。今年度「実施する」と回答したのは 30.9%と 3 割強。  インターンシップ参加学生を、その後の採用選考で優遇するという企業は全体で 42.9%、中堅企業では50.8%と 5 割を超えていて、インターンシップを採用活動に繋げていきたいとの意向が強まっていると言えます。(別紙図表4参照)

5.グローバル人材採用は微減。現地採用への切り替えも。
「日本人留学生」を採用する予定と答えた企業は全体の 26.4%で、前年より 2.3 ポイント減少。日本の大学で学んでいる「外国人留学生」を採用する企業は全体の 23.9%で、こちらも 2 ポイント減少しました。グローバル人材のニーズは依然高いですが、過熱気味のブームが落ち着きを見せた格好です。(別紙図表5参照)

6.(2016年度採用に対して)時期の繰り下げによる変化予想。
2016 年卒者の採用からスケジュールが大きく変更される見込みですが(大学 3 年の 3 月に採用広報解禁、大学 4 年の 8 月に選考解禁)、自社の採用活動への影響を尋ねたところ、「やや不利になる」24.7%、「とても不利になる」19.6%と、半数近く(44.3%)が採用に不利に働くと予想しました。多くの採用担当者が不安を感じている様子が見受けられます。(別紙図表6参照)

《調査概要》
調査対象:全国の主要企業8,791社
回答数 :1,201社
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2013年5月21日~29日
調査機関:株式会社ディスコ キャリアリサーチ

<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ  社長室 広報担当
Tel:03-4316-5500 Email : pr@disc.co.jp