現在地はHOME  ディスコ キャリタスリサーチ コラム 2018卒 理系学生の就職活動

2018卒 理系学生の就職活動

<調査概要>
2018年卒の理系学生の就職活動に関する調査データの中から主なものを抜粋し、
専攻分野(機械・電気・情報系/化学・農学・薬学系)、あるいは文系学生との比較などを通して、その特徴を分析しました。

調査対象   : 2018年3月に卒業予定の大学生(理系は大学院修士課程含む)
サンプリング : キャリタス就活2018 学生モニター
調査方法   : インターネット調査法

<目次>
1. 就職活動量
2. 内定率の推移
3. 業界研究を始めた時期
4. 業界研究に有益な情報源
5. 就職決定業界
6. 就職決定企業への応募ルート、専攻分野との関係
7. 就職決定企業を知ったきっかけ
8. 就職決定企業にエントリーした時期
9. 就職決定企業で働きたいと思ったタイミング
10. 就職決定企業のインターンシップ参加状況

1. 就職活動量

  • 理系学生のエントリー社数の平均は33.3社。理系の中でも機械・電気・情報系 28.3社、化学・農学・薬学系 36.7社と、差が見られる。
  • エントリーシート提出社数も、機械・電気・情報系 11.0社、化学・農学・薬学系 17.2社と、差が大きい。
  • なお、文系学生と比較すると、理系学生はすべての活動において文系を下回り、企業を絞って活動する傾向が強い。

2. 内定率の推移

  • 5月は、化学・農学・薬学系が高い内定率を示していたが(45.9%)、6月には機械・電気・情報系のほうが高くなった(68.6%)。
  • 機械・電気・情報系の5月時点の内定率が比較的低かったのは、推薦利用学生が他の専攻より多いためと見られる(6ページ)。
  • なお、内定獲得のペースは、全体的に文系よりも理系のほうが早く、特に5月・6月は差が大きい。

3. 業界研究を始めた時期

  • 理系は全体的に文系よりも業界研究の取り掛かり時期が早い。
  • 7月〜9月にかけて、理系が文系を7〜8ポイントリード。9月時点で文系3割強(34.3%)に対し、理系は専攻分野に関わらず4割超。
  • 但し、化学・農学・薬学系学生は、秋から冬にかけてペースダウン。早い層と遅い層とに分かれていた様子が見て取れる。

4. 業界研究に有益な情報源

  • 業界研究に有益だったと評価している情報源は、いずれの属性も「就職情報サイト」が5割強で最多。
  • 機械・電気・情報系においては「合同企業説明会」 (30.3%)が他の専攻より高いのが目立つ 。

5. 就職決定業界

  • 機械・電気・情報系学生の決定業界は、1位「電子・電機」(18.6%)、2位「情報処理・ソフトウエア・ゲームソフト」(16.1%)。
  • 化学・農学・薬学系学生の決定業界は、1位「医薬品・医療関連・化粧品」(17.5%)、2位「素材・化学」(16.5%)。
  • 専攻分野との関連の強さがうかがえる。

6. 就職決定企業への応募ルート、専攻分野との関係

  • 理系学生の約6割(59.9%)が、専攻を活かした理系就職。機械・電気・情報系は専攻分野との関連が特に強く、7割に上る(70.1%)。
  • 機械・電気・情報系は「学校・教授推薦」での就職決定者も比較的多く、3割近くに上る(28.7%)。

7. 就職決定企業を知ったきっかけ

  • 化学・農学・薬学系は「就職情報サイト」(33.0%)が圧倒的に多い。
  • 機械・電気・情報系は「学内企業説明会」(14.9%)、「合同企業説明会」(10.6%)が高く、イベントがきっかけになる傾向が見られる。

8. 就職決定企業にエントリーした時期

  • 就職決定企業にエントリーした時期は、「3月上旬」に集中。とりわけ機械・電気・情報系は集中度合が高い(52.8%)。
  • 専攻を問わず、就職先が決まっている学生の多くは、就活解禁当初から考えていた企業に内定し、就職先として決めている。

9. 就職決定企業で働きたいと思ったタイミング

  • 全体的に理系は文系よりも早いタイミングで就職先として意識しており、絞り込んで活動していたことを裏付ける。(3ページ)
  • 機械・電気・情報系学生は、「インターンシップに参加したとき」(19.9%)が他の専攻より高いのが特徴的。
  • 化学・農学・薬学系学生は、「セミナー・会社説明会に参加したとき」(24.3%)や「選考を重ねていく中で徐々に」(30.1%)が高い。

10. 就職決定企業のインターンシップ参加状況

  • 理系は文系に比べ、就職決定企業のインターンシップに参加していた割合が高い。中でも、機械・電気・情報系は高い(33.5%)。
  • 一方で、機械・電気・情報系学生は、インターンシップ経験そのものは少なめ。